お供え台(供物台)は宗派によって違うの?

質問者

先日、知人の仏壇を見る機会があったのですが、仏壇にお供え物をする台が金色で派手なものを使用しており初めて見ました。お供え台は宗派によって違うのでしょうか?それともいろいろな種類のものがあるのか教えてください。

コバヤシ

一般的にお供え台は高坏と呼ばれる漆器を使用します。


質問者様が見たというお供え台は、浄土真宗のもので供華・供花・供笥などと呼ばれています。供華は、浄土真宗本願寺派では六角形のものを真宗大谷派では八角形のものを使用します。

たん

供華はどんな時に使用するのですか?またどんなものをお供えしますか?

 

供華は報恩講などの大きな法要の時に使用し、お餅などをお供えします。

浄土真宗においてお供え物で一番良いとされるのがお餅で、お供えされたお餅のことはおけそく(お華束)といいます。

お供えする際には供華の上部に帆立と呼ばれる花びらのような飾り付けをしてより華やかにすることもできます。