説相箱・説教机・焼香机

説相箱

 

説相箱(せっそうばこ)は、据箱・三衣箱・接僧箱とも呼ばれ僧侶が使用する仏具(念珠・如意・払子)や袈裟などの衣、また説教の時の台本などを入れる金箔や漆などで荘厳された箱のことです。

箱の呼び名の由来は台本(説草)入れていた箱、もしくは僧侶が日常的に接する箱(接僧)とする説があります。

 

 

 

説教机

 

説教机は、いわゆる演台・演説台と呼ばれるもので、お説教や法話をする時に使用します。仏具としての説教机は金箔や漆などで荘厳し、正面に宗派紋を入れたものもあります。

 

 

焼香机

 

焼香机は、文字通りお焼香の際の台として使用する机で、立焼香用のものと座焼香用のものがあります。