開発~身近な仏教用語~

開発(かいほつ)

 

開発と聞くと、油田開発や宇宙開発・商品開発・都市開発などのように土地を切り開いて天然資源を掘ったり、あるいは宅地を造成したりするときに使用される言葉ですが、仏教では開発(かいほつ)と読み、他人を悟らせて自らの仏性を打ち開くことをいいます。

人間は誰しもが仏さまになる内に秘めた心を持っていて、それを掘り起こすことが開発です。

ここで重要なのは、人から直接手助けを受けるわけではなく、あくまで何かに一心に向き合い、それを自ら開いていくことで、初めて気づくことがある、ということです。つまり開発とは、それまで自覚していなかったものが自覚されるようになる、心の成長にあるということなのです。