相続~身近な仏教用語~

相続

 

相続といえば、遺産相続のように両親が亡くなった時に財産を引き継ぐという意味合いがありますが、もともとは仏教用語で「因果が連続して絶えないこと」を意味します。

仏教では、「この世界のあらゆる物事は,諸行無常で姿かたちを変えていくが,決して絶えることは無く,永遠に連続する」というのが根本的な考え方としてあります。

ローソクの火は、一瞬で燃え尽きては消え、その直後に別の火が燃えてを刹那(非常に短い時間)に繰り返しています。燃えて消えてが絶え間なく連続するから一つの火として燃えているように見えているわけです。

 

 

 

つまり「相」というのは「姿」、存在そのもののことで、「続」というのは、続いていくことで、非連続の連続ということなのです。

そしてこれが引き継ぐという意味になって現在のような使われ方をするようになりました。