勤行

勤行

勤行(ごんぎょう)とはお寺や家の仏壇の前で時を定めて行う読誦・礼拝などの儀式のことで、お勤めともいいます。

仏教において、迷いの世界から悟りの世界へ至るために行う修行のことを波羅蜜(はらみつ)といい、勤行は、そのひとつである精進波羅蜜(しょうじんはらみつ)と同一視されています。

勤行には、平時の日課として行われる日常勤行のほかに、彼岸会、盂蘭盆会などの年中行事に行われるもの、故人の追善の法要として行われるものがあります。

勤行の意義は、自分が仏教徒であることを証明するために経典に書かれている善い行いの一つとして行います。追善法要として行うものは、善業を行った功徳を故人の冥福を祈って回向するものです。また浄土真宗では仏恩・師恩に対する報恩報謝、仏徳讃嘆の為に行うという意義も説かれています。

 

 

宗派ごとの勤行

 

勤行は、それぞれの宗派の経典によって行われます。よって勤行は宗派によってさまざまで、マナーやルールでわからないことがあれば、菩提寺に聞くのがいいでしょう。

 

宗派ごとの使用される経典等は、

真言宗・・・懺悔文、三帰、般若心経など

浄土宗・・・懺悔偈、三宝礼、十念など

臨済宗・・・開経偈、般若心経、観音経など

曹洞宗・・・開経偈、三帰礼文、般若心経など

浄土真宗本願寺派・・・正信偈、讃仏偈、重誓偈など

真宗大谷派・・・正信偈、念仏和讃など

が代表的なものです。