出世・足を洗う 

出世

 

出世とは、社会的に高い地位につくこと、会社などの組織で高い役職につくことをいいます。

もともとは、仏教において「俗世間の煩悩を解脱(げだつ)して悟りを得ること」を意味する「出世間(しゅっせけん)」という言葉が略されたもので、仏教の世界に入る僧侶のことを出世者と呼んでいました。

日本では公卿の子息が剃髪して出家し僧侶になると、彼らは特に昇進が早かったので、僧侶が高い地位につくことを出世と呼ぶようになり、これが一般社会にも広まりました。

 

 

 

足を洗う

 

足を洗うとは、悪事や悪業をやめて、善人・堅気になることです。

 

 

仏教の僧侶は、修行のために素足で外を歩いていました。 
仏教の思想では、寺の中を救いの世界、寺の外を迷いの世界としていますので、素足で修行に歩いた僧は、寺に入る前に足を洗うことで俗世界の煩悩を洗い清めていたとされています。このような習慣から、悪い行いをやめるの意を持つ言葉になったとされています。